
啓示を受け、指輪のビジョンが——
知識ゼロの中、導かれるように職人さんと出会い
指輪作りが現実のものに

啓示があり指輪作りをスタート
私は普段、天然石のお繋ぎをしていますが本業は歯科衛生士の仕事をしています。
ある日、歯科衛生士の仕事中に指輪のビジョン(デザイン)が急に降りてきました。
『えー?!指輪作り!?』
『知識も経験もないし、何をどうすればいいのかさえ分からない…!』
仕事をしながら、私は頭の中で悶々としていました。
すると突然、「行動に移しなさい!」と強いメッセージが入り、同時に肩に尋常ではない痛みが走ったのです。
不安はありましたが、半信半疑のまま「指輪を作る」という意図(決断)をした途端、肩の痛みはすっと引いていきました。
この出来事をきっかけに、啓示の通り指輪作りの物語が始まったのです。

降りてきた指輪のビジョン
最初に浮かんだのは、白と黒、2種類のダイヤモンドを使うということでした。
「白を3石」「黒を3石」——合計6石のダイヤモンドが指輪の内側にセットされる。
それぞれが三角形を描くように配置され、全体として六芒星の形が浮かび上がる…。
さらに、指輪の色味は、内側はゴールド、外側はシルバー(プラチナ)。
ただ単に二層になっているのではなく、内側のゴールドが外側へと広がるようなイメージ。
まるで、指輪の中心からエネルギーが放たれ、循環するように…。
少しずつ、指輪の形が見えてきました。
このビジョンが見えたとき、ジュエリー好きの私としては、
「6石もダイヤモンドを使うのに、すべて内側!?」
と、正直もったいないような気がして、とても驚きました。
しかし、指輪が完成した姿を思い浮かべると、単なる見た目の美しさだけではなく、エネルギーが見事に循環し、無駄がなく、理にかなっていることが感じられました。
これを実現できたら、きっと素晴らしい“お守りの指輪”になる——
そう思うと、期待がどんどん膨らんでいきました。

知識0からの指輪作り
ビジョンで降りてきた指輪を作ると決めたものの、
「ダイヤモンドはどこで仕入れたらいいのか?」
「指輪の制作はどこにお願いしたらいいのか?」
考えれば考えるほど、分からないことばかり。
次々と疑問が浮かび、悩みは尽きることがありませんでした。
普段は天然石を扱っていますが、ダイヤモンドに関してはまったくの未経験。
そもそも、納得のいくダイヤモンドの業者さんと出会えるのだろうか……?
金属にエネルギーが宿ることは、これまでの経験から認識していました。しかし、素材についての専門的な知識はほとんどなく……。
工房や職人さんにもこだわりたい。
でも、一体何にこだわればいいのかさえ分からない……。
エネルギーを生み出す職人さんと出会えるのか?
そもそも、そんな方が本当に存在するのだろうか……?
まさに、右も左も分からない状態からのスタートでした。

職人さんとの出会い
私はもともとジュエリーが好きで、ハイブランドのジュエリーを購入したり、天然石のオーダーメイドジュエリーを作ったりした経験もありました。
しかし、啓示のあった指輪を思い描いたとき、どれもが相応しいとは感じられませんでした。
私がこれから作る指輪は、今まで手にしたすべてを凌駕する存在でなくてはならない。
けれど、その「何か」が何なのかさえ、まだ分かっていなかったのです。
漠然としたまま、まずは工房探しを始めました。
すると、不思議と「ここだ」と思える工房へと導かれました。その工房の指輪を見た瞬間、エネルギーを感じたのです。
半信半疑のまま問い合わせをし、お打ち合わせをさせていただくと、心の中にあった疑念はすべて吹き飛びました。
指輪の知識や技術だけでなく、私の活動にも深く共感していただけたこと。
そして何より驚いたのは、工房の職人さんたちもスピリチュアルな感覚を持ち、指輪作りに特別な想いを込めていたことでした。
この出会いによって、指輪作りへの迷いは確信へと変わっていきました。