
Green Heartでは、
技術や経験に加え、エネルギーを宿すことのできる職人さんが、
手作りにこだわった鍛造製法で指輪を作っています。

指輪の製造方法について
指輪の製造方法には、大きく分けて「鍛造(たんぞう)」と「鋳造(ちゅうぞう)」の2種類があります。
鍛造(たんぞう)
「鍛造」は、金属を直接加熱し、叩きながら鍛える工程を繰り返して、一つひとつ丁寧に指輪を作り上げる製造方法です。この方法により、強度が高く耐久性に優れた指輪が仕上がります。
鋳造(ちゅうぞう)
「鋳造」は、金属を溶かして型に流し込み、冷却して固めることで指輪を作る方法です。効率的に大量生産が可能で、現在では世の中のジュエリーの9割以上が「鋳造」で作られています。
鍛造の種類について
「鍛造(たんぞう)」にも、大きく分けて「職人の手作り」と「機械による製造」の2種類があります。
職人の手作り
人の手で一つひとつ丁寧に仕上げるため、”手作りの味わい”が生まれます。
同じデザインでも、職人の感性や技術が反映され、唯一無二の指輪に仕上がります。その分、職人の技術や経験によって仕上がりが異なることが特徴です。
機械による製造
機械を使用することで、人の手では実現が難しい精密さを追求できます。これにより、安定したクオリティで指輪を製造することが可能になります。一定な品質を求める方に適した方法です。

職人の手作りによる鍛造の魅力
職人の手作りによる鍛造の魅力は「強度と耐久性「一体感のあるつけ心地」「伝統と精神」です。
強度と美しさ
鍛造では、金属を直接加熱し、叩きながら鍛える工程を繰り返すため、気泡が発生せず、金属の密度が高まります。
密度が高いことで、鋳造と比較して同じ寸法で作成した場合でも、鍛造の方が重くなり、手にした際の重厚感が増します。
また、密度の高さは強度を高めるため、変形しにくく、小傷もつきづらい特性を持ちます。さらに、密度にムラがないことで仕上がりが美しくなり、鏡面仕上げやマット仕上げがより際立ちます。
一体感のあるつけ心地
指輪のつけ心地が良いことは、決して当たり前ではありません。
指にしっかりフィットし、快適なつけ心地を実現するためには、均一な密度と滑らかな仕上がりが不可欠です。
また、明確な理論に基づいた造形が必要です。鍛造であることだけでは十分ではありません。
職人の経験と技術が見事に融合することで、指に吸い付くような、”うっとり”するつけ心地の指輪が生まれるのです。
伝統と精神
鍛造は、古代から伝えられてきた技術であり、その指輪には長い歴史と深い伝統が宿っています。
特に日本では、日本刀の製造を通じて鍛造技術は高度に発展してきました。日本刀は単なる武器ではなく、武士道の象徴として精神的な意味を持ちます。このように、鍛造の技術は時代を超えて今も息づいています。
職人による手作りの鍛造指輪を選ぶことは、伝統への敬意を払い、その精神的な価値を受け取ることでもあります。

鍛造職人の道と伝統技術の希少性
鍛造職人として一人前になるには、多くの場数を踏み、知識と経験を積み重ねることが不可欠です。
しかし、その中でも特別な作品を生み出せる職人は、独自の感性を持ち合わせています。
現代では機械化や大量生産技術の発展により、鍛造職人は減少し、鋳造品が主流となりました。
職人の世界では、100点の作品を作るよりも、60点の作品を大量生産するほうが利益を生みやすいためです。
一度大量生産に慣れてしまうと、職人の手はそのレベルに固定され、100点の作品を作ることが難しくなります。
皮肉なことに、100点を追求する職人は大量生産には不向きなため、「変わり者」や「仕事のできない職人」と評価されてしまうことさえあります。
その結果、伝統技術は衰退の一途をたどっていますが、同時にその希少性はますます高まっているのです。
職人さんとの出会いと「お守りの指輪」
Green Heartでは、指輪を“誰に作ってもらうか”に強くこだわっています。
なぜなら、「お守りの指輪」は、エネルギーを力強く宿せる職人さんなくして完成しないからです。
技術や経験はもちろん、職人自身が宿すエネルギーもまた特別なもの。そんな職人さんと巡り合えたことは、まさに奇跡でした。
初めて作品を見た瞬間、「この方にお願いしたい!」と直感しました。
指輪はまるで生き物のように輝き、清浄で力強いエネルギーを放っていたのです。
「この職人さんの指輪のエネルギーに、私の石のエネルギーを重ねたら——
最高のお守りの指輪が生まれる」
そう確信し、胸が高鳴ったことを今でも覚えています。